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プリズム 貫井徳郎著

若い小学校女性教員が、自宅で死体で発見された。部屋には睡眠薬入りのチョコレート。窓はガラス切りで切られ、侵入の形跡があったため、他殺の疑いが濃い。果たして、犯人は誰なのか?
生徒たち、生徒の父、被害者に横恋慕していた体育教師、学校の同僚、元交際相手など、様々な人間の視点から一つの事件を描いている。被害者には、生徒に慕われる教員の顔のほかにも、実は様々な顔があったことが次第に浮き彫りになっていく。
最終的に犯人を明かさず、読者に判断を委ねるという珍しいタイプの推理小説。犯人明かしで読者を満足させられない分、作者の技量が試されるところだが、果敢にチャレンジしており、十分に成功していると思う。子供がいまひとつ、子供らしく描けていなかったこと意外は◎

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