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カラフル

ただいま、テキストファイルで、ざっと粗訳したものを、ワードに変換して推敲中です。読んでみて違和感のある箇所は直していくのですが、どうしても決めきれないところを、赤い文字に変えていっています。大きな流れで矛盾があったり、リズムが悪いような箇所は青に。どんどん原稿が色とりどりになっていく・・・・・・。これを真っ白に戻すのにはいったいどのくらいかかるのやら?

たまーに、日曜日の朝やっている教育テレビの「短歌入門(だったかな)」を見るのですが、(投稿された視聴者の短歌をプロが添削するコーナーが好きで。)プロが一文字「が」を「に」に変えたり、一文字削ったりするだけで、鮮やかなほどに歌が変わるんですよね。

一文字、ひと単語でも大事にしないと駄目なんだなって思います。でも、こだわるとほんとうに前に進まなくなるんですよね。

先輩下訳者さんのおひとりが、推敲は(粗訳の)2倍以上かかるといっていたのは本当だったのね。

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類語辞典

今回買い足した辞書のひとつが、類語辞典です。不安で二冊も買ってしまいました。一冊は講談社の類語大辞典。もう一冊の方は紙の辞書ではなくデジタルの辞書です。前々から、ウェブ上の辞書の方は前々からよく使っていたのですが、(フリーで使えますが、一日の?使用回数の制限があります http://www.gengokk.co.jp/thesaurus/)、使用頻度も高いので、今回、お金を出して買いました。

先生は類語辞典を使われないというお話しでしたが、先生のように語彙の豊富でない私はそうも言っていられません。今回も使いまくっています(特にデジタルの方)。とはいえ、辞書を引いて出てきた言葉をそのまま使うというよりは、いろいろと表示される類語を見て、イメージするという使い方に近いです。デジタル類語辞典のいいところは、反義語や関連語まで一挙に表示されるところで、イメージがしやすく、、自分の引き出しから言葉を引っ張ってくるのにとてもいいかんじです。お手軽でもあるのでついついデジタルの方を頼ってしまいます。紙の辞書の方はといえば、もったいなくも机の下で足置きになってたりして。ごめんなさい!(今回の小説には、ちょっと言葉が固すぎるんですよね いずれ役に立つはず……)

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ここからがたいへん

少し前に、第二回提出分の粗訳がひととおり出来上がりました。他の訳案もカッコ内に併記しておいたので、あとは選んでいくだけ!のはずなのですが、なかなかそう簡単にもいかず、ここからがまたたいへんです。
40ページに2週間かかってしまいました。資料と単語の表も同時に作っているので、訳すだけよりもどうしても時間はかかってしまうのですが。それにしても遅いんだろうな。平日は2ページ~3ページがいまの限度だなあ。今後の課題になりそう。先生がお忙しいようで、遅れ気味なのが救いです。

舞台がダウンタウンなので、スラングが多いのが困りもの。古かった俗語辞典を買いなおしておいたのですが、あまり役に立ちませんでした。リーダーズがあれば十分かも。リーダーズに載っていない俗語はたいてい載っていませんでした。
前回提出したところまでが、とくに激しかった。(ダウンタウンで、しかも、犯罪者がたくさん出てきてしゃべってくれるので、言葉が悪いのなんの)でも、言葉の悪い人達がだいぶ死んでしまったので、今回はそれほど悩まされずに済みました。ただ、代わりに心理学の専門用語らしきものが出て来てしまいました。ネットで調べるにも限界があるのか、一件もヒットしない言葉に遭遇。図書館にでも確認に行った方がよさそうです。

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先生の原稿

先生の原稿がフィードバックされてきました。まだ、私が下訳したところまでは戻ってきていないのですが、勉強のためと、今後の訳文の色調を合わせるためにも、チェックしておかなければ。失礼ながら、先輩下訳者さんの原稿に赤を入れつつ、チェック。

うーむ。思わず唸ってしまいました。もう十分にこなれていた訳が、先生の手によってさらに柔らかくなっています。先生が直されているところを見ると、いちいちもっともだなー納得するところばかり。普段の会話ではちょっと硬すぎる言葉は、徹底してやわらかく(とくに、下町の話なので小難しい言葉は避けているご様子)、誤解を生じさせるような表現や、その人物に似合わない形容詞、動作なども上手に直されています。

あと、結構、動きの訳(「~は~に歩いていって~する」というような動作の訳)というのは案外難しく、直訳するとなんだかぎこちない動きになってしまうことも多いのですが、先生の訳はさすがにスムーズ。登場人物たちが滑らかに動けるよう、いたるところに工夫がされていました。(時には、原文の語順と変えたり、あったほうがいい言葉を付け加えられていたり)

チェックしていると先生が授業されているお声が聞こえてくるような気分になりました。本当に勉強になるなー。自分が訳したところなら、さらに勉強になると思います。フィードバックされてくるのが、楽しみなような、おそろしいような。直されすぎて跡形もなくなってたらどうしよう……。

やっぱり、こういうふうに原書とプロの訳文(と自分の訳文も)を読み比べるというのが、一番勉強になりますね。あんまり時間が無いのが残念ですが、なるべく時間を見つけて読み比べたいと思います。自分の訳文に生かしていけますように。

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やらかしました!

早速やらかしてしまいました。

下訳作業を続けていたら、あれ?なんかへんだぞ?あれ?ミリオンって一億円(くらい)だけど一億ドルじゃないよね。ひーっ!!前回提出した分全部、一億ドルにしちゃってる!久しぶりに血の気がひく音を聞きました。

あわてて先生にメールを送って、提出しなおしました。先生は気にするなと言って下さいましたが、ああ、ふつうやらないよー、こんなミス。あきれられただろうなあ。がっくり……。

ミリオンとみると、一億円♪と思うくせがついていたのがアダになりました。

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