« 遅々として―フィードバックの反省 | トップページ | ぷち修羅場 »

焦点をずらす

インテリヤクザのしゃべり方問題は、先生も悩まれたご様子で、少し乱暴な口調に修正されたものが送られてきました。乱暴といっても私の訳ほど乱暴な口調ではありませんでしたが。

 それにしても、進まない~。先生だったら絶対にこんな訳語で妥協しないと思うと……。一行ごとにうんうんうなってます。でもあんまり近くに寄って見ていると、最終見直しの意味はありません。最初に訳出する際と二回目の見直の際には、虫眼鏡でひとつひとつ確認するように訳していましたが、最終見直しではぐっと離れて俯瞰しなければ。一つ一つ細分化していくのではなく、一旦抽象化して捉えなおすつもりで訳文をみています。

1 大きな流れをみて

直訳のままだと流れと矛盾する時は工夫すること。大きく意味を捉えなおして原文と同じ意味をもった、違う表現の訳文をつくるくらいの大胆さが必要。(でも、下訳の段階でやっちゃっていいのかしら?という疑問はありますが) 

2 固有名詞の扱い

 商品名など日本では馴染みがない固有名詞でも、きちんと残して訳す方が雰囲気がでるので、説明を加えるやり方にする。

3 必要な言葉は補う

 補うのは勇気が必要だけど思い切ってやらないと意味が通らないときがある。

4 あっさりと 

 原文に引きずられて過剰な訳にならないように。

5 馬鹿丁寧にやくさない

  そのきつい夜のお仕事で

  Fワーズと同様単なる強調は馬鹿丁寧に訳さない。

6 勝手に色をつけない。

  直訳 眠そうな目で見た→倦んだ目(私訳)で見た→目を細めた(先生訳)

  別に、倦んだ目で見るようなシーンではありませんでした。

7 会話でも繰り返さない

  繰り返し同じ言葉を使わないよう注意するようになっていましたが、繰り返しは会話の中にも出てきます。要注意。省けるものがあるはず。

|

« 遅々として―フィードバックの反省 | トップページ | ぷち修羅場 »

翻訳」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 焦点をずらす:

« 遅々として―フィードバックの反省 | トップページ | ぷち修羅場 »