ちょっと息抜き
翻訳のクラスの方のコンサートに行ってきました。まだ、下訳も終わってないので、今回はパス!のつもりだったのですが、先生からお誘いメールをいただいた(以前に聴いて、すっかりこの方のファンになられたとか)ので、これは少々下訳作業が遅れても許されるってことかしらと勝手に解釈。聴きに行ってしまいました。
久しぶりに芸術に触れました。コントラバスでの即興音楽だったのですが、こういうのははじめて。斬新。まるでシャーマンのようでした。何かに(ご神託のようなもの? それとも自分自身?)耳を澄まし、受け止めて、伝えようとしているような。この方が、翻訳の勉強をされようと思った理由がなんとなくわかる気がしました。ふたりで組んでの即興もあるそうです。そのふたりの仕掛け合いがまた、見ものらしい。
皆さん、お忙しかったらしく、今回聴きにきたゼミ生は超少人数。演奏会のあとにお食事をしながら、先生のお話をじっくり伺えたのもラッキーでした。いろいろ質問してしまいました。
そのまま訳すとぎこちなくなってしまう場合、原文からどのくらい離れていいのかと伺ってみましたら、「わかってくるとどんどんできなくなるから、いまのうちは思いっきりやっちゃったほうがいい」とのお言葉。よーし、最後は暴れるかー!(といっても怖くてなかなかそこまではできないんですが)
ほかにも、先生が上手いと思われる翻訳家のお話とか、下訳と上訳の違いとか、ためになるお話しをたくさん伺うことができ、大収穫でした。
しかし、次の日はしっかり二日酔い。下訳作業の方は進みませんでした。まずい。急いで挽回しなければー。
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