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4連休なのですが

せっかく4連休にしたのに、またハライタとぶつかってしまった。まいったなー。痛み止めを飲んでいるので、ちゃんと勘が働いてくれているのか、心配(お酒飲んでやってるようなもんだからなあ)。

まあ、そうでなくても4連休のうち3日目、4日目は集中力が続かなくなるのか、前半に比べてすすまなくなります。そこでタイマーなんて使ってみたりして、自分を鼓舞しています。ひとさまのホームページですが、10分刻みの予定表が公開されていたので、使わせていただいています。翻訳はあまり、10分刻みでやるような性質の作業ではないのですが、気分が乗ってくるまでの導入剤的な使い方としてはかなり有効かと。(朝のうちだけつけて、途中からなし崩し的に後ろにずれていってしまうんですが)

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ちょっと一息?

このペースまた間に合わなくなるんじゃない?と恐怖を覚えて、恥を忍んで、ラストの章の半分を、もうひとりの下訳の方にヘルプしてもらうことにしました。(快く引き受けていただけました・・・・いいひとだあ。あと少し、終わったら打ち上げしようねって励ましてくれたし。)そんなとき、先生から見直し期間に入るからペースがゆっくりになるよーというお知らせが。ああ、うれしい。今週末、来週末、土日に夏休みくっつけてまた4連休をつくるつもりだし、ひょっとしてヘルプしてもらわなくても大丈夫だったかな。いやいや油断は禁物。ゆっくりになるといってもどのくらいだかわからないし、わたし、苦手なキャラが出てくると一気にペースダウンしちゃうし。

8月の一週目には同僚ふたりが一気に夏休みに入ってしまう。もうひとりは妊婦さんであまり動けないので、わたしひとりで7人分の弁護士の事務をやらなくてはならなくなる。くたくたになって夜は使い物にならなくなりそうだし、早番で行かないといけなくなるので朝出勤前の翻訳時間もとれなくなる。意地でもそのまえに仕上げてしまわなくては。(まあひとがいなければ弁護士が自分で事務するんですが。)

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連休

連休に夏休みを一日つけて4連休にしてがんばっているところ。やっぱり休日はいいなあ。時間はないけど、自分の訳文ばかり見つめていると、どんどんループにはまりそうなので、休みの日の朝は必ずフィードバック分の復習をしている。(平日は電車で)

うーん、やっぱりプロはすごい。あんなに、なんども、少しずつアイロンで皺を伸ばすようにして違和感を消そうとがんばったつもりなのに、わずかな皺も見逃されていない。

ちょっとここらへんで復習したことをまとめておく

・とにかく普通の表現にする。誰が見てもあれっ?っと思わないように せりふもそう。普通にそんなことしゃべるか?

・繰り返さないのは基本だが、せりふでその言葉を受けていたりするときは、ちゃんとのこす

・対象(O)を消す (やってるつもりだけど、まだ残ってる)

・変なところで切って、妙な間をつくらない。(意味深になっちゃう)

・スピードが必要なところで切らない。一文で。

・もう一歩踏み込む

・強すぎる表現カット(やってるつもりだけどまだまだ)

・順番を考える。(歩いていって、ギターを抱えて座る→ギターをもって歩いていって座る)

・生々しすぎる表現は避ける(チープになるので)

・意味がわかるようにする。方向性をしぼって具体化(肉のパッチワークのままじゃわからん 傷つける→引っかく)

・抜き方の勘はつかめてきた感じもするが(時間なくなるけど今後もがんばって抜く)、必要なとこまで抜かない

・リズム、リズム!

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ラストスパート

残り3章。ちょっと疲れがたまってきたかも。あろうことか、授業の最中に意識がなくなってしまい(寝てたわけではない・・・はず)、クラスメイトに指摘されてしまいました。今朝、前回出した1章分が先生からかえってきましたが、この章は特に、誤訳が多かった というより、(誤訳は誤訳ですが)意識していながら、検討したあげく、間違ったほうを選択してしまったところが多かった。ちょっとふんばりがきかなくなってきたのかなあ。すっかり思い込んでよく調べていなかったところもあったし。自分でポイントだと思ったところ以外は、手を抜いてしまっていたのかも。やはり早い段階で日本語のみ見るのは危険。見直しもたりなかった(というより、たくさん見直したつもりで何も見ていなかった)。

時間もかけすぎている。スピードの問題はどうしたって避けられない。ここまでたっぷり時間をかけていじらせていただいたので、最後の3章はスピードをあげることを課題にしてやってみよう。(間に合わせるにはあげるしかないんだけど)とにかく、決断力!

だいたい、わたしは何をやっても優柔不断すぎるのよ。

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胸が痛む

真ん中3章提出して、いよいよ残り3章分。先日提出したところは、おそらく、作品の要の部分(というか、作者が一番いいたいところ、一番大事にしているところ)ではないかと思うところだったので、緊張しました。自分の訳文を読みすぎて、何がいいのか悪いのか、だんだんわけがわからなくなってきてしまった(自分の訳文もう読みたくなくなってきたなあ。鼻についちゃって。ちょっと中毒気味。小説が読みたい)。最後のほうは直したり、元に戻したり、と、完全にループに入っていました。スピードもうんとダウン。大事なところだったから、私がしぶとくごしょごしょいじくり回すより、早く先生にお預けしてしまったほうがよかったかも。

2回目の締め切りをなんとかクリアーしたので、昨日は、すこし休憩してゲド戦記を見ていました。見ていてだんだん、胸が苦しくなってきた。自分の翻訳を見せつけられているみたいで。監督業と翻訳はどこか似ていると前から思っていたけど、この映画は、上手くない翻訳を見ているようでした。キャラの描きこみがあまくて実体感がない、せりふに魅力がない、ポイントを把握していない、そのためポイントをうまく強調できていない、メリハリがないためだらだらしちゃう。説明不足で観客に伝わらない。

うおおー、どうしてくれるんだー。休もうと思ってみたのに、どっと疲れちゃったよー。うつし鏡のような映画を見て、がまの油がたらーりたらーりと垂れてしまいました。やっぱり、観客(読者)側からしてみると、ちょっとでもひっかかると、その世界に入れなくなる。のれなくなる。いつも、楽しんでばかりで気づかなかったけど、すっと入っていける状態にするだけでもひとしごと。そのうえ感動させたり楽しませたりするなんて、なんだか神業のような気がしてきた。プロの道は厳しい。

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苦楽しい

キモ可愛いとか、エロかっこいいとか、いろんな造語を最近聞きますが、翻訳をそう言う言葉でいうなら、苦(クル)楽しいだなー。訳文がまるで形になってないときは「どうすんのよ、これー」と気が遠くなりそうになるけど、最後の推敲の時にはクル楽しい気分を満喫できます。頭を使いすぎて脳みそが波打ってる感じになるけど。ぱっと何かが見えたり、すとんと落ちたりすると気持ちがいい。脳科学者の茂木先生がいうところのアハ体験を連続で経験できます。

ああ、でも、間に合いますように。

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復活!

いやー、人間健康第一ですね。体調悪いときにやっていると、進まないし、いい訳も思いつかないしで、気持ちも後ろ向きになりがち。ムリなんじゃない?向いてないんじゃない?才能ないんじゃない?などというクラーイ囁き声がぐるぐると頭を回ってしまったりして。

授業もよっぽど休んでしまおうかと思いましたが、今回のお当番は、おふたかたとも訳書を出している、ベテラン同士の対決。内容も濃いものになりそう。これは見逃せんというわけで、出席してきました。(課題やっていけなかったので、見学)毎回言ってますが、やっぱり出てよかった。思ったとおり濃かったです。作品の見せ方(コントラストのつけかた どこでねた晴らしをするかなど)の話や、日本語の笑いに移せない、英語の笑いをどう処理するか、など、「森を見る」系のお話に発展したので、ひじょーに勉強になりました。

おひとかたとは、いまいっしょに下訳をしているんですが、うれしいことに、このかたが、わたしの下訳をほめてくださいました。いやー、恐縮してしまう。こちらのほうこそ、いつも穴のないきれいな訳にうちのめされているというのに。うまい人にほめてもらえると一際うれしいなあ。(でも、世界があるってはいうのは、翻訳者としてはどうなんだろ。妄想系はまずいよなあ)事務所のほうでも失敗しちゃって(お客さんに麦茶をぶっかけてしまった・・・)落ち込んでいたところだったので、救われました。パワーチャージ!よーし、もうひとがんばりするぞ!

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