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ネットサーフィン防止策

ネットにつないでいると誘惑って多いですよね。調べものしているついでに、いらんところについつい寄り道してしまい、気がつくと数時間経過・・・なんてことも。わたしの場合、疲れてたりストレスがたまっていたりするときにその傾向が強いようです。 

とある自己啓発系のホームページで「雑念ノート」をつけるという方法を薦めていました。今取り組んでいることとは別のことをふとやりたくなったときに、その雑念ノートに、沸きあがった雑念を書き付けるという、シンプルな方法。あとでそれを見ると、いかに自分が雑念だらけだったかと、うんざりした気分になります。雑念ノートに書きたくないがために集中するという仕組みです。

これもなかなかよかったのですが、同じような効果をもたらしてくれたのが、グーグルのウェブ履歴管理。最近、グーグルの翻訳勉強会のグループに入ってみたので、アカウントをつくったのですが、アカウントをつくってログインしておくと、閲覧したウェブの履歴をとっておいてくれるんです。調べものにはなかなか便利なんですけど、こいつがおせっかいにも寄り道の記録までとっておいてくれる。後で見て、ああ、こんなに寄り道してたのねーと、かなーり恥ずかしい気分になります。で、こいつにチェックされるがいやで、寄り道がへるっていうわけです。本来そんな趣旨のものではないんでしょうが、思わぬ効果があって、ちょっと得した気分。

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コフィン・ダンサー:ジェフリー・ディーヴァー著 読了

感想書くのが遅くなりましたが、だいぶ前に読了してました。この本も上下組だけど、長さも感じさせず、読み始めたらあっというまでした。おとくいの大どんでん返しに、またあっさりだまされた。でも、こう鮮やかにだましてもらえると、腹が立つと言うより爽快!

小さな航空会社を経営する夫婦とその友人は、ある大物武器密売人が証拠隠滅する現場を目撃してしまう。密売人は、コフィンダンサーと呼ばれる、殺し屋に3人の殺害を依頼したらしく、目撃者のひとり(夫)が乗った飛行機が空中で大破。残された妻と友人は二日後に密売人の裁判で証言することになっている。コフィンダンサーは必ずそれまでに、ふたりを仕留めに来る。コフィンダンサーとリンカーン、悪と善を代表する切れ者同士の、息詰まるような頭脳戦が始まる。

「残り時間は45時間」、タイムリミットをつくることで、ハラハラ感を煽る手法は、伝統的ながらもやはり効果的。あっというまに、ストーリーに引きずり込まれてしまう。この作者の本は、本当にエンターテイメントのテクニック満載ですね。

キャラクターも相変わらず魅力的。アメリアとの恋も進展中。アメリアが、目撃者の女性を守ろうと必死になるリンカーンを見て、焼いちゃったりするのがかわいい。目撃者の女性(殺された経営者の妻でパイロット)がまた、いいキャラしてます。美人とは程遠く、若いころには容姿で散々からかわれたほどでありながら、なぜか、ひとをひきつける魅力的な女性。ある分野を極めた人間の強さと魅力が良く出ている。

前作からのおなじみの面々もそろって登場。介護士トムの肝っ玉母さんぶりも健在。前作では敵役だった、カメレオンこと、デルレイは、本作ではリンカーンを助けて大奮闘。カメレオンという異名の由来となった、外見から話し方にいたるまで自在に変貌できる能力を存分にいかし、潜入捜査でコフィンダンサーの裏をかきます。

つぎは、エンプティ・チェアね。まだまだ読んでない本がたくさん残ってるので楽しみ(≧∇≦)。ディーヴァーさん、これからもたくさん書いてくれー。

最後に備考として・・・飛行機関係の用語がたくさん出てくるので、その分野を訳すときには大いに参考になりそうです。

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通信教育の結果と反省

一ヶ月前に提出していたリーディング講座の結果が返ってきました。封筒をあけるのが楽しみなような、怖いような・・・・・・この感覚、ひさしぶりだわ~。

結果は、A-。ちぇ~。残念。もうひと頑張り足りなかったようです。

トレーナーからのアドバイス、「物語の筋をしっかり掴み、情報を的確に盛り込んで、うまくまとめられた粗筋ですね。文章も読みやすく、所感もよく書けていたと思います。ただ、粗筋がやや長すぎるようでしたので、もう少し短くまとめる努力をするとなおよいでしょう・・・・・・」

やっぱり、長すぎたか・・・・・・。授業の課題のときでもそうですが、後半息切れして手が回らなくなっちゃうことが多く、このシノプシスでも最後のほうのまとめが甘くなってました。(自分でもよーく分かっていましたが、時間切れで・・・)。あと、表記チェックの甘さを指摘されてしまいました。またやっちゃってたか。テキスト形式でウェブ提出をしたんですが、縦書きになることを計算してなかった。段落冒頭の字下げもところどころ忘れてた・・・。表記の統一もしてなかった・・・・・・。下訳のときは先生にさぞかしご迷惑をおかけしたことでしょう。

 表記以外のところは3箇所程度の指摘しかなく、もうちょっと真っ赤になって返ってくるもの期待していたので少し残念。でも指摘箇所はいずれも的確。初めて読むひとの誤解を招きかねない、曖昧な表現をしていたところがあり、そこを指摘されました。何度も読み返していたつもりだったけど、(逆にそのせいで麻痺するのか)まるで気がつかなかった。訳すときとおなじで、しばらく寝かして他人の目にならないとだめだなあ。

ただ、所感の部分は「作品の概要・特徴をわかりやすく簡潔にまとめてあってよい」とお褒めの言葉をいただいたのですが、締め切りぎりぎりで自分ではかなり適当に書いてしまったと思っていたところだったので、ほんとにいいのか~これで??という感じ。

模範解答ならぬ、参考シノシプスがふたつついていましたが、それはさすがにすばらしい出来でした。所感のタイプも、作品を褒め上げるタイプと、批判も入れるタイプと二種類になってます。あらすじについても、贅肉のない無駄を徹底的に省いたタイプと、セリフも訳して作品の雰囲気を伝えるタイプとに分かれており、参考になりそうです。しっかり研究させてもらおうっと。

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翻訳力アップの秘薬

なんてものがあればいいのですが。それに近いものはあると思います。ずばり、恥をかきたくないという気持ち、この気持ちが、翻訳に限らず何事においても上達の鍵になっている気がします。前回、コンテストに応募したり、お掃除をしたり、腹痛をおこしたりで、課題をやっていく時間がなくなってしまったんですが、それでも出来るところまでやって提出したのは、提出する気で訳すのと、しない気で訳すのはまったく違うからです。みんなの目に触れて恥をかくかもと思うと、必死になります。それが効くんですよね。やっぱり。

最近ようやく気がついてきたのですが、事務所の仕事でもそれは同じで、わたしが事務所で抜けているのは、この仕事が完璧に出来なくても別にいいという気持ちがどこかにあるからなんですよね(生来の天然ボケもありますが)。恥をかきたくないという気持ちが薄いんですね。さすがに最近は新人ふたりを迎え、恥をかきたくない気持ちが急激に高まったせいか、だいぶミスが減りましたが(たぶん・・・)。恥をかきたくなければ必死に努力もしますしね。新しくはいった子がちょっと抜けてるんですが、(昔のわたしを見ているよう。)もうすぐやめてしまう、有能な同僚と、どうして抜けちゃうのかという話になったときに、その「恥」についての考えを話してみました(たぶん、恥ずかしいという気持ちが足りないんだろうと)。聞いて見るとやはり、その同僚のほうは、失敗したら恥ずかしいという気持ちがかなり高いんですね。

この恥ずかしいという気持ちは、それなりの評価を得ているから出てくるというところもあるような気がします。その彼女の場合、弁護士さんたちに仕事が出来るひとだと思われているからこそ、出来ないと思われるのが恥ずかしくて、必死に分からないことも調べるわけです。コツを盗ませてもらおうとひそかに観察していたところ、分からないこともまず自信をもって答えちゃって自分を追い込むんですよね。それからしっかり調べる。(これは弁護士さんたちもやってます。)

よくよく考えてみると、自分も、アメリアのクラウン会員になったり、クラスメートからほめられたりするようになってから恥ずかしいと思う気持ちが高くなった気がします。

恥をかきたくない。努力する。実力があがって評価される。するとますます恥をかきたくない。またさらに努力する・・・・という具合に、上向きのスパイラルを描くようになる。恥をかきたくないという気持ちは偉大だー。

というわけで、これからもおもいっきり見栄っ張りになっていこうと思います。

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はっけよい

はっけよい
ただいま相撲観戦中

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くぅ〜

今日は授業の日。今ごろみんな飲んでるんだなー。わたしも飲みたかった(ToT)わたしの場合、飲みが楽しみで課題がんばるようなもんですから。(不謹慎σ(^◇^;)。。。)しかーし、明日は朝からお休みとって義理の両親をお相撲に連れていくという大役が…グラッパ飲んで潰れているわけにはいかないのだー。

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踏んだり蹴ったり

しかも貴重な土日にハライタ。ただいま痛みを忘れるために飲んだくれてます。掃除はなんとか終わりましたが・・・・・。しかーし、義父母はうちに寄らないことになってしまった。うれしいんだか、かなしいんだか。フクザツ。おうちは綺麗になったけど

まあ、とりあえず、授業は行けそう。ただ課題は途中までになってしまうかも~。

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義父母来襲

来週の授業の翌日、義父母を相撲に連れていくことになっているのですが、宿はとったし、遠回りになるので、うちに寄ることはないと思っていたのに、寄るかもという話が急浮上してきました。田舎のひとなので、うちに寄らないのは失礼に当たると考えられているらしい…

そんなお気遣いいただく必要は全くございませんのに。

しかしくると言っているのを強硬に断るわけにもいかず…。土日は大掃除だ~。

お茶を飲むだけというお話なんだけど、油断はできないのよね。義母は根っからの働き者で、いつも動いていないと気が済まないたち。以前いらしたときには、風を入れなきゃ湿気ちゃうということで、タンスからなにから全部あけられてしまった。食器棚の食器もあぶないからとすべて並べ替えてくださったし・・・・・・・。

課題終わらせられるか激しく不安。というか、そもそも授業に行けるのかしら。い、行きたい。

悪あがきしてみます。

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前回の反省

遅くなりましたが、前回の復習です。うーん、ことごとく裏目に出ているような。最後の最後で、やめとこ・・・・・・と思って押さえたところは、みんなやっちゃってよかったところだし。ぎりぎりまで訳文をひねり回すたちなのですが(授業に行く途中の電車の中ですら訂正している粘着なわたし)、どうも、提出するひとつ前のバージョンのほうが出来がよい感じ。

・最近のマイ課題は・・・・・・
 唐突感をなくすこと!です。原文にひっぱられすぎると読者がいっしゅん、何、なんのこと?と戸惑っちゃうような訳をしてしまいがち。訳している自分は何度も読んでいるので当然わかっているけど、初めて読んだ人にはわからない。きちんとまず紹介して、それから描写。何度も反省しているのにまたやっちゃってました。

・聞きなれない言葉をどのくらい説明するか
 現地では有名だけど、日本人はよくしらないような固有名詞をどの程度説明するか、いつも悩むところですが、ある程度知っているひとがいそうな場合は説明せずに出してOKとのこと。ただ、ふつうじゃ耳にしないような専門用語のようなものは説明が必要。わたしの場合、翻訳ものを読んでいても、何でも受け入れてしまう方なので、訳すときにも説明しなさすぎの傾向が・・・・・・。

・小道具を見逃すな!
結果オーライな感じでしたが、意識は薄かった。人の描写などで身につけているものなどにはいつも注意していますが、その場にある「もの」に気づかない場合が多いかも。
小道具はとくに冒頭部分で雰囲気作りに多用されるの心しておこう。

・遠景から近景へ
 冒頭部分では、大きな場面の描写から、問題となる中心部へぐーっと寄っていくような、ズームイン的な入り方をすることがよくあります。場所の説明の場合だけでなく、時間的なズームインもあります。今回がそうでしたがうまく処理できず・・・・・・。先生は、必要な言葉を足したりしてそれが明確になるように訳されていましたが、わたしのはぼやぼや。意識できていればもう少し工夫できたはず。

・工夫したつもりだったけど
 語順を時系列になおして工夫したつもりでしたが、やるべき場所ではなかったみたい。やっぱりねー。違うだろうなーとは思いつつも練習のためにやってみたのさ!
ふつうバージョンも作ってたんだもんね。(負け惜しみ・・・・・・)
ここは何が言いたい文章だったかというと、一言で言えば「兄ちゃんがなかなか帰ってこなくて待たされた」ってこと。(長いひとことだ・・・)それはすごく意識していたけれど、時系列でやってみたかったのと、「兄が帰ってくるまでに~、~、~していた。」とするには「~、」の部分がやたら多すぎたので、ついつい逃げに走ってしまった。でも、時系列にすると、淡々と時を過ごしている感じになってしまい、その「なかなか帰ってこない!」感が薄れちゃうのよね・・・・・・。それは自分でも感じていたので、苦し紛れに「ようやく」という言葉を足してみたりはしたんだけど。先生の訳を見てなっとく。いったんまとめるテクを使えばよかったのね。いったんまとめながらも、つなげるという、ちょっと高度なバージョンだけど。どうもこのテク、忘れがち。長いときは必ず思い出すようにしなくちゃ。(あ、でも、自分訳(時系列)でも、切らずに最後まで続けられれば、ありだったかも・・・・・・。)
それにしても、この作家は無理してでも一文でつなげた方がよい文章が多いですね・・・・・・。

・何が言いたい文章か常に考える
 それがつかめたら、言いたいことをはっきり伝えるために全力を尽くす。じゃまになるものは薄める、カットする。目立たないようにする。

・キャラ設定
 キャラの把握が甘かった。ワルの息子にママと言わせちゃまずいよなあ。やっぱり。まだ四十代の母親に、おばあさんみたいな口を利かせちゃったし。年はわかってたんだけど、30近い息子がいるんでついねー。頭が固くなってるなあ。

・誤訳、訳ぬけ注意!
 細かいところを軽視しない。今回結構ぽろぽろあったぞ。ちゃんとチェックすること。

・辞書の訳語を頭から信じない
 何度も痛い目を見てるんですが、気を抜くとやってしまう。辞書に載っていても不自然な訳語なら採らない勇気を。 

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携帯変えたので

携帯変えたので
嬉しくて、つい意味もなく携帯から更新してみる。写メもつけてみました\(^O^) 衝動買いしたたいやきです!

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ゴールデンウィークは

お休みが終わってしまった・・・・・・。

時間もあったし、授業もしばらくなかったので、コンテスト課題にチャレンジしていました。通訳・翻訳ジャーナル(だっけ?)に載っていた誌上コンテストです。ヤングアダルトなので、英語は難しくないのですが、雰囲気作りはたいへん。

一通り訳し終わったので、あとはゆっくり寝かせて細かいところを詰めていこう。

ああいう雑誌にのっているコンテストは凄い倍率だから、ムリだろなーとは思いますが、とにかく訳す絶対量が少ない。去年一昨年は、下訳で量を訳すことが出来ましたが、これからは自主的に増やしていかないと。本気で訳す量を増やすためにも、機会があればどんどんチャレンジしていこうと思います。

ああ、授業の復習と、予習もしなくては!

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ゴーヂャス!

先日みんなで連れ立って事務所の引越し先を見てきました。ひろーい。(まだ何もないせいもあるとは思いますが)床面積は今の事務所の倍。はじめのうち、急に大きな水槽に移された金魚みたいにみんなでかたまってそう。

そして、ゴージャス! 接客部屋がガラス張りだー。ゆかも真っ白でぴかぴかしてて大理石みたい。社長室もある~。外国の映画に出てくる法律事務所みたいでした。なにやら鍵のかかる、ガラスのショーケースがいくつも壁についていて、ライトアップされてるし。こんなものあっても飾るものがないぞ。(弁護士さんのひとりが、六法全書でもかざっとこうかといってましたが、ライトアップしてもねえ)

すごーい。でも、家賃も倍になるらしい。だいじょうぶなのか?若手の弁護士さんが、「半年位したら、いい夢見たよとかいいながら安いところに引っ越してたりして・・・」なんて、心もとないことをいってましたが。

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課題提出

1日の超早朝に通信の課題提出! しかし、このギリギリまでしつこくやる性格はどうにかならないのか。宵っ張りがつづいたのでちょっと肌荒れ気味。(いざとなると、やっぱり夜型になってしまう。最近強力目覚ましの刺激に慣れてしまった感あり。ぶるぶる震える目覚ましを抱えたまま寝られるように・・・)

一冊の本を短くまとめるのはやっぱり大変でした。要領よく作れるようになるためには、何冊か経験する必要がありそうです。

まず、読みながらどんどんメモをとっていったのですが、ポイントとなりそうな出来事には目立つように下線を引き、ページ数もメモるようにしました。あとでその場所を読み返して全体との関係を把握しなおし、伏線になっているようなら、伏線マークもつけました。エピソードのような大筋に関係がなさそうなものは一段下げて書くようにして、とにかくポイントとなる出来事が目立つようにメモをとりました。

シノシプスを作る段階では、物語を彩るサイドストーリー(恋愛関係)、人物を肉付けするためのエピソード、主人公の回想など、大筋といえないものは思い切ってカット。かなりけずったつもりだけど、まだまだメタボだったかも。

シェイプアップにもてこずりましたが、もうひとつ大変だったのが、謎解きの部分。ミステリーは論理的な作りになっているので、シノシプスを書くときも論理に破綻がないようにしないといけません。しかも説得力もないといけない(原書に説得力がなければいいのでしょうが・・・)。読んでいるときには、謎解き部分が一番スピードアップしたのですが、書くときには一番時間が掛かった。こういう、ちゃんと謎解きのある、ミステリーらしいミステリーのシノシプスは初めてだったので、今回はいい経験になりました。二冊目は、そのあたりを意識しながら読んでいこうと思います。

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