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ゲラが来た!

初仕事のゲラがついにやってきました。

開けるときすごく緊張した・・・。ちょっとだけ合格発表の気分(全く違うけど)。

こ、これがゲラか 

なかにはたくさんの鉛筆の書き込みが・・・・・・・。ひやひやしながら読んでみると、表記の仕方についてのご指摘が大半で、恐れていたような、「これはあきらかに誤訳ですね」的な指摘や、「こんな日本語ないでしょ」的なお叱りの言葉(?)はないようでした。

とりあえず、ほっ。

これが来たということは、ちゃんとほんとに本に載るのよね。(まだ信じられない私)

締め切りは4日。DHCの締め切りとかぶるので、しょうがない、100万はあきらめるかーとも思ったけど(とる気でいるとは図々しいやつ)、これなら何とかなりそう、かな?まだじっくり見ていないから何とも言えないけど。

それにしても、8月末以来なんやかやと翻訳するものが続き(大半がお仕事じゃないですが、授業とか勉強会とかコンテストとか)ちょっとお疲れ気味。これが終わったら、少しゆっくりできる・・・(100万狙いのDHCも終わるし)。授業の課題もようやく気合を入れてやれるわー。(前回、もの凄いポカミス。何と範囲を勘違いして短めにやっていったうえ<けっしてワザとではございません>、お尻のほう、単語をいくつか見落として訳してました。気合いが足りーん!!)ああ、本も読みたいよ~。

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二兎を追う者は

一兎をも得ず。というわけで、しばらくあがいてみましたが、あきらめました、インターカレッジの2次。結構倍率も高かったみたいでもったいないけど・・・。2次に進んだ方々、私の分までがんばってねー(o・ω・)ノ))。

図書カード五千円よりやっぱり100万の魅力にはあらがえない・・・というのは冗談ですが、時間的にどうあがいても無理というのがわかったので、両方やってどっちつかずになってしまうよりは一方に集中しようかと。授業の課題も、せっかくの山場なのでちゃんとやっていきたいし(前回最後のほう綺麗にできなかった・・・ 時間不足で訳すと、細かいところすっ飛ばしちゃうのね私 恥ずかしい)。

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下訳料の使い道

キンドルが気になっています。先日頂いた下訳料の使い道にぴったりではないかしら…(翻訳の勉強に役立ちそうでもあり。キンドル版だと洋雑誌が安く読めるのよ)

思わずAmazon.comのアカウントまで登録してしまいました。クレジットカードも登録して商品をカートにまで入れて。あとはぽちっとするだけ。でも日本語に対応するようになったらハードも変わっちゃったりして。時期尚早かも…うーん悩ましい。リブリエで失敗してるし、日本に根付くかどうかも心配。

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友人の個展に行ってきました

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友達のガラス展に行ってきました。なんと、銀座で個展!

作品にもすっかり、アーティストの風格が・・・。

右端の作品なんて、(上手く撮れなくてごめんね)なんというか、こう、ずっと見ていたくなるような魅力にあふれていて、手触りなんかもすごくいいのです。

がんばったのは彼女なんだけど、ずっとその頑張りを見てきたものとして、なんだか感慨深かったわー。

Gallery 銀座一丁目 4Fで明日まで開催中!みなさん、今が買い時ですよー。きっと将来高値がついて買えなくなっちゃうから。

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外野が騒がしい

翻訳関係のコンテストで一番賞金が高いものと言ったら、やっぱりDHCの翻訳新人賞でしょう。賞金なんと、100万円。ただいま勉強会のほうでチャレンジ中なのですが、ここのところ意外に戦績がよかったため、家人が妙な期待をしてプレッシャーをかけてきます。最近競馬にはまっているので、ひとを馬と勘違いしているのかも。

家人ばかりではなく、実家のほうからも軽いプレッシャーが。

先月の誕生日のプレゼントに添えられていた母の手紙。

「○○ちゃん、お誕生日おめでとう。もう、○○才になったのですね。(アラフォー)←ほっといて。 100万円を獲るという夢に向かって頑張ってください。←いえ、それが夢ではないのよ、おかあさま。 お父さんよりは見込みあるかも←うちの父は発明おじさんで、一発当ててやると日々発明に励んでおります」     

妹も100万取ったら家族みんなで旅行に行こうともくろんでいるらしい。

しかし、残念ながら、皆様のご期待に添うのは難しそうだわ・・・やたら難しいんだもの、この課題。

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プロとしての意識

授業に出るたび、一文一文先生の訳と照らし合わせて復習をしています(表にして、問題点を逐一書き込んでいます)。ブログに復習をアップしていないときもそれは欠かさずにやり(1回分溜まっちゃってますが)、とっても多くのことを得ています。たまった復習ファイルは私の宝物です。

でも、その一文をどう訳すかばかりが翻訳ではありません。授業ではもっと大きな視点で作品をみるというプロの姿勢を学ぶことができます。

今回の授業は作品が山場に向かう大事なシーンでした。先生はいつも作者の目を大事にするようにおっしゃいますが、今回はいつも以上に強調されていました。

「訳すというよりむしろ自分が作者になりかわったくらいのつもりで」

 禿同(2ちゃんねる用語 「激しく同意」の意)。そのくらいの気構えじゃないと血の通った文章にはならない気がする。その意識があれば、緊迫感に満ちたシーンをぶち壊してしてしまうような台詞を登場人物に言わせたり、なんとかの一つ覚えみたいにふぁっくゆーを「くそったれ」で片づけてしまうこともないはず(ううう、やっちゃった・・・ここはそれでいいと思ったんですもの)。罵倒語にバリエーションをつけて訳すのは、単調になるのをさけるためだけでなく、作品に深みを出すのにも有効です。

「メリハリをつけて訳す」

べたーっと同じトーンで訳していくのではなく、流すべきところは流し、丁寧に訳すべきところはきっちり訳す。これも作者の目がなければできない。作品をしっかり理解して、どこが流すべきところなのか、どこが強調すべきところか、わかっていないとできません。先生のおっしゃることを実践するのはなかなか大変です。かなり高度なお話。

「違和感を絶対に残さない」

これも禿同!!自分が違和感を感じるってことはほかにも感じる人がいるはず。もっともっと敏感な人だっている。せめて自分が感じたところくらいは直さないと。で、結構、この違和感ってやつは正しい(ときどき過敏に反応しすぎますが)。ウン十年日本人やってるんですもの、妙な日本語にはきちんと反応するようになっているのです。(初仕事の最終チェックの時、違和感があるところをしらみつぶしにつぶしていきました。感覚を研ぎ澄まして違和感に耳を澄ましつづけるのは、意外と重労働でした。頭が痛くなってしまった。)

「難しいところを易しく、易しいところを難しく」

今回ではなく前回の授業の時のお話でしたが、つよく印象に残りました。ハイアセンの時におっしゃっていたこととも通じると思います。日米の笑いには違いがあるのですべてのコミカルな原文をコミカルに訳すことができるとは限りません。そこでもっと全体的に考えて、原文がそうでなくてもチャンスがあればコミカルに訳すように努める。今回の課題のように、堅く難しめの原文の場合は、堅すぎて、そのまま訳してしまうと意味不明になってしまうような箇所は易しめに訳し、逆に、易しい箇所は、全体のバランスをとるため(トーンを統一する)に難しく訳す。うーん、高度だわ・・・。

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新兵器??

今週は授業がありました。初仕事の直後で時間がなく(というか、力尽き)、前回は訳文を提出できなかったので、今回はちゃんと?訳していきました。シルバーウィークをはさんでいたので余裕かとおもいきや、コンテスト課題がふたつもあり(ざっと訳しましたが・・・いま中途半端な状態で放置されていて気持ち悪い・・・早くきれいにしたい~)、意外にきついスケジュールでしたが、どうしても授業の課題はきっちりやりたかったので、短時間で訳すという目標はさしあたり置いておいて、ちょっと時間をかけて訳していきました。(それでもまえよりはだいぶ短縮したかも・・・今までいったいどんだけかけてたんだってかんじですが

前回辺り(前回は間に合わなかったけど)から秘密兵器を投入中です。ってほどのものではないですが、いつも最後の最後まで文の流れや全体が見えない自分に腹が立ち(最後になって見えるので、下訳の時や、先日の初仕事の時も冷や汗をかきまくりました。見えないよりはいいんでしょうけどねえ)、なんとかならないものかと、一文一文、主語がだれとか、伏線になっているものはないかとか、そういうものを書き込める表のようなものをつくって、原文段階である程度整理することにしたんです。初めは表の中にワープロで打ちこんでいたのですが、どうも手書きのほうがよい感じ。ちょっと時間がかかりますが、やるべきことが見えるので、優柔不断な私にはいいかもしれない。迷いが消える。たくさん訳す時にはやってられなそうですが、原文段階で流れを見るという癖づけができるのではないかと期待して、しばらく続けてみることにします。

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